今回は、全映画好きが一度はぶち当たる?問題について書いてみたいと思います。
映画好きあるあるー(笑)という感じで読んでいただけたら幸いです。
字幕至上派だったときもあったけれど…
自分は小学校高学年くらいから映画が好きになっていったので、その年代に映画好きになった人あるあるだと勝手に思ってるんですけど、中2から高校生くらいにかけて、なんか痛いシネフィルみたいな時期訪れませんか?(私だけ?)
その頃は、やたら、字幕至上派でイキってた気がしますね(笑)
今思えば恥ずかしい。
当時の言い分としては、役者さんの声と声優さんの声が違うことが、けっこうあるから、それが許せない!と思ってましたね。
例えば、ケビン・コスナーとか、本人はけっこう高めの声で、それが顔立ちとのギャップがあっていいのに、吹き替えだと普通に大人っぽい声になってしまうのが、なんだかなぁとか、当時は思ってた気がする。
後、なんか単純に、字幕ならではの日本語?がけっこう好き。
字数制限が厳しいから、けっこう短く切るじゃないですか。
そのせいで意訳になることも多いんですけど、それがまたね、洋画らしく感じてカッコいいと。
大人になって気づく吹き替え版のよさ
まぁ、そんなイキり時代(黒歴史)を経て、大人になると吹き替えのよさにも気づき始めました(遅)
一般的な吹き替えのメリットとしては、
- 字幕ほど短縮されないので正しい訳になりやすい
- コメディなど掛け合いがより楽しめる
- 映像に集中できる
などがあると思いますが、今回は、あえてそれ以外で、個人的に感じている吹き替えのメリットを挙げたいと思います。
個人的に思う吹き替えのメリットとは!?
個人的に、いちばんに感じている吹き替えのメリットというか楽しみ方ですかね?
というのは、作品と声優さんのコラボが楽しめること!です!!
アニメも好きなので思うんですけど、やっぱり日本の声優さんの技術ってすごいです。
また英語を勉強したからこそ感じる部分でもあるのですが、日本語と英語っていう全然特性の違う言語なのに違和感なく合わせてしまう技術。(これは翻訳の方などの努力もあると思うんですけど)
なので最近は、吹き替え=日本の声優さんとハリウッド作品とのコラボという視点で、もはや別バージョンとして楽しんでおります。
有名なところでいうと、最近放送された石田彰さんバージョンのタイタニックも、とても好きです。
声質でいうと石田彰さんとディカプリオって、けっこう違うと思うんですよね。
私の個人的なイメージですけど、石田彰さんは王子様声というんですか?朗々とした部分がある声だと思います。喉の奥を縦に開く系の声。
でも、ディカプリオは、もっとアメリカンというか?Canって言うとき、めっちゃ口を横に開くみたいなイメージの、やんちゃな声という気がして、それが貧しいながらも、たくましく生きてきたジャックにめっちゃ合ってると思うんです。
しかし、石田彰さんもよい!!違うけどよいんだ!
これはこれで、いいもの観たなって感じがするんだ!!
石田彰さんの王子感が、ジャックの強かさとして、うまく作用している感じがするんですよね。これぞ、コラボ!!
という感じで、もはや作品の新しい魅力を発見するところまで行っちゃうのが吹き替えのよさだと思います。
ちなみに声質が近いと感じて好きなのは内田夕夜さんバージョンですかね。
ジャックの、顔は美形だけど、男っぽい感じが出ていて好き。
他に感じる吹き替えのよさだったら、
例えば、ディズニーの歌の歌詞とか本当に思うんですけど
「よく訳してきたな!」
っていう感動ありますよね。
わりと口の動きとうまく合わせて訳してることも多いし、ディズニーの吹き替えは有名人を起用しながらも演技も歌もクオリティ高いことが多く評価高いですよね。
後は、もう世代的な話になっちゃうんですけど、子どもの頃、地上波で観るのって、やっぱり吹き替えが多いじゃないですか。
字幕で同じ映画をもう一度観ても、そこまで思わないんですけど、吹き替えでもう一度観ると、「あー、この映画、家族で観たなぁ」みたいな思い出がバーって蘇ってくることありませんか?
そんなノスタルジー的な意味でも、大人になってさらに吹き替えが好きになりましたね。
ということで、吹き替えのよさを語ってみました。
とはいえ、やはり元の俳優さんの声は聞きたいので、劇場で1回しか観れないなら字幕を選んでしまうとは思いますが、ソフトとかVODで再度鑑賞するときは、必ず吹き替え版も楽しむようにしています。
皆さんはどうでしょうか?
映画ファンの皆さんと語ってみたいテーマですね。
コメント