画像出典:Photo by Parsing Eye on Unsplash
「マッドマックス 怒りのフューリーロード」、
今回は、特に鑑賞後の方に向けて、裏情報をお教えしましょう!
シャーリーズ・セロンが演じるフュリオサ大隊長が最強のこの作品。
この方もめちゃくちゃ美人なのですが、丸刈りでガスタンクを乗り回す!
今回の悪役、イモータン・ジョーが囲う5人の妻=「子産み女」たちを救い出し、自由の地を求める女戦士です。
でも、なんだか不思議に思ったんですよね。
なんで、この人もこんなに美人やのに、イモータンは「子産み女」にせんかったんやろー?って思いません?
(しかし、子産み女ってすごい名称ですねwww)
疑問は晴らされぬまま、最後の激闘シーン。
フュリオサはイモータンに言うんですね、
「私を覚えてる?」
「私を覚えてる?」の意味
このセリフ、あれっ?と思いました。
だってね、ウォーボーイズたちは、
イモータン・ジョー様が俺を見た!!!
ってだけであんなに騒いでんだよ!
フュリオサはジョーとの距離感が全然違いますね。
きっと過去には直接言葉を交わすような関係だったんだ
・・・って思いました。
フュリオサとナウシカのクシャナ、奇妙な一致
私、実は過去記事でも書いておりますようにジブリオタでもありまして、
子供のころから何回も見ております。
もちろんナウシカも。
で、フュリオサってクシャナに似てるな!
って思ったんですよね。
画像出典:風の谷のナウシカ – スタジオジブリ|STUDIO GHIBLI
ナウシカと敵対する立場であるトルメキアの皇女、クシャナ。
彼女も皇女でありながら、兵を率い、戦います。
そして、最も印象的なフュリオサとの共通点は片腕の義手。
フュリオサの義手を見たときに、
腕がないことを明かした時のクシャナのセリフを思い出したんですよね。
義手を外して見せたクシャナに驚く風の谷の人々。
「我が夫となる者はさらにおぞましき物を見るだろう」
クシャナはそう言い放ちます。
感覚的な言葉になってしまうのですが、
このセリフを聞いたとき、
クシャナは子供が産めないんじゃないかなってフッと
思ったんですよね。
腕は蟲に喰われて失ったという設定なのですが、
きっと彼女は腕以外にも、多くの部分を食い荒らされている。
甲冑で隠していますが、身体の奥にも傷が及んでいるのじゃなかろうか・・・
なぜかフュリオサにも同じようなものを感じました。
フュリオサの過去、公式パンフレットが語る裏設定
でも、意外とフュリオサの設定にまつわる情報が出てなくて、
悶々としてたのですが、なんと!公式パンフレットに書いてあったんですよ!!
シャーリーズ・セロンのインタビューのところに書いてました。
個人的には、この物語世界で欠陥品とみなされたキャラクターを演じる機会を与えてもらったことを、心から感謝している。
彼女は幼いときに略奪され、独裁者の子供を産む役割を強要された。でも、それができないことが判明すると、役立たずとして捨てられたの。イモータン・ジョーとフュリオサとの間には長い過去があって、映画の中では説明されないんだけど、演じる上でバックストーリーは役に立った。イモータンはひどいやり方で彼女を捨てた。その時に彼女は片手を失ったの。つまり、これは彼女にとっての復讐なの。
女たちを連れ去るのは、イモータンにとってもっとも大事なモノを奪ってやるためなの。
決して善良な気持ちだけで動いているわけじゃない。
そういうグレーな部分を持ったタフな女性を演じることができて、本当にラッキーだったわ。
そっかー!!!やっぱりー!!!
確かに「私を覚えてる?」って
自分を捨てた男に言うようなセリフやもんなぁ!!普通!!
ちょっと予想が当たったような気がして、
興奮してしまいました!!
フュリオサという名前もfurious(激怒)から来ているっぽいですしね。
単なるヒーローではない。
そうだよね。
女性賛美の作品って、うっかりしたら
「女性は産む性」だから偉いとか、「母性賛美」になってしまったりして、
女性から見ると逆に「よかれと思って作ってくれたんやろうけど、むしろイヤ。。。」
っていうこともあるww
マッドマックスはその点、ホントすごい。
もう男も女もないね!!
生きること、全部すごい。
生きていくこと、全部尊い。
女性が強くなったとか、
そーゆーのも正直もういらん。
生きてるもの、みんな強い。
そして弱い。
それをね、この映画は全然説教臭くなく、
キレイゴトでもなく、
血沸き肉躍るアクションの中に見せてくれるんです!!
だから!
とにかく、何度でも、観てくれ!!
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